第1039号 起業、創業された社長さんへ

第1039号 起業、創業された社長さんへ

帝国データバンクによると2023年の新設法人は、過去最多の15.3万社になったそうです。

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倒産件数は激増していることはお伝えしてきましたが、起業件数も激増しているようです。

それは歓迎すべきことです。おめでとうございます!

もし、そのうちのお一人でも、本通信をみてくださっているのでしたら、ぜひとも端から「幸せ軸」の経営に舵を切ってほしいのです。

これから起業家は絶対に「幸せ軸」経営を志すことが必要です。

さもないと短命に終わることを知ってほしいのです。

国税庁の数字では、10年続く確率は6.3%程度、つまり16社のうち1社しか生き残れません。20年続く確率は0.4%しかなく、さらに生き残るのはそのうちの6%しかないのです。

社長一人で出来ることなんてたかが知れている

創業された方は、きっと思い描いているビジネスモデルは他にはない先進性があると自信があるからこそ事業化に踏み切られたことでしょう。

そして、それは大当たりするかもしれません。

事実、瞬く間にスタートアップに成功していく企業の事例はよく見聞します。

けれどもその差別化を維持していくのは至難の業なのです。同時期に15万社が誕生していて、数は少なくなったといえ、わが国には依然330万の事業者がしのぎを削っています。

新しいと思えたビジネスモデルは、瞬く間に模倣され、その差別化は想像以上の速さで解消されていきます。

それが世の中の常ということです。

起業して成功しても、持続していかなければ徒労に終わってしまいます。

短命で終わる企業によくみられるのは、社長一人が頑張っているケースです。

社長一人で出来ることなどたかが知れています。

幸せ軸経営の必要性

ですから、社員一人ひとりを、やる気MAXにしていく幸せ軸経営が重要なのです。

このことを実践するために、幸せ軸経営の最高峰である伊那食品工業では、利益の10%と社員の1割をまだ見ぬ未来の新商品開発のための基礎研究に充てています。

ありとあらゆる種類の寒天を世界中から集め、寒天という素材を使って世の中の困りごとを解決するための商品開発を弛まずにし続けているのです。営業はあらゆる展示会に出かけて行きます。

そして、小さいお子さんが粘土を誤飲して困ったという玩具メーカーと提携して、安心素材かんてんねんどという新商品を生み出すことや、コロナ禍でマスク必須になると、寒天を素材にした剥がれ落ちにくいルージュを化粧品メーカーと共同開発して大ヒットするといった成果を挙げています。これらは社長一人が頑張っても出来るはずもありません。

働く幸せ、すなわち人に喜ばれ役立つ「幸せ」こそ、働きがいと心根から思い行動する社員が育っているからこそ実現しているのです。

では、どうすればそんな会社にしていけるのか。ご安心ください。確実に幸せ軸経営を進めていくことができる人本経営というノウハウは確立しています。まずはここのサイト「本気で人本経営に成功したい経営者のための手引き」に来てください。

この通りにしていただければ、持続可能性は格段に高まります。それは間違いありません。

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